実験る～む

■System/Library/Fonts/Supplemental/

■System/Library/AssetsV2/com_apple_MobileAsset_Font7/

macOS 11と比べると、下記の点がいえるところかと。

• dtont形式がついになくなった
• アラビア語のUIフォントがなぜかなくなってる
• バージョンアップされたフォントの多くがなぜか容量が減っている
• Noto系フォントのバージョン記載がなくなった、あと一部増減あり
• Sandollフォントの追加（com_apple_MobileAsset_Font7 内、BM*.otf）

やはり大きいところだと、ついにdfontがなくなったところじゃないかと。CourierはTTCで、GenevaとMonacoはTTFに変更されてる状態。10.13からこの3フォントだけがずっとdfont形式のままだったので……そう考えるとずいぶん引っ張ったなと思わなくもないですが。

もうひとつ気になるのが、前回までバージョン情報がちゃんと見えたNotoフォントで、バージョン記載がなくなったこと。一部では容量の増減もあるのでバージョン変更されてるとは思うんですが、こうなるとまるっと変わっている、くらいで考えないと駄目かもしれないです。

あとバージョンつながりとしての話としてですが、このmacOS 12用にアップデートされたものとしては17.xの表記が主だと思うんですけど、一部16.xや15.xとなってるのもあるので、このバージョン表記の規則が実はよくわからないという……毎回、初回リリース時点でのフォントバージョン確認しかしてないものの、途中のマイナーアップデートで変化することもあるのだろうか。そうなるとOS付属フォントを使うのはリスクあるなあって話になるところですけど。今回、容量が減ってるものが多いのも不可解なので。

まあいつもどおりなんですが、各種ソフトウェアやドライバーがまだまだ対応しているわけではないので、人柱になるつもりがなければ、いきなりアップグレードしないほうがいいです、はい。
この時点で文鎮化やメモリリークなどの問題も出てるので……この辺が毎回の風物詩になってる気がするのだけど、なんだろうかねえ。