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DTP業界的な成果は1年後くらいか

米Microsoftがついに,バイナリ形式のOffice文書仕様を公開(NIKKEI ITPro)

 バイナリ形式のOffice文書仕様は,Microsoftの仕様公開プログラム「Microsoft Open Specification Promise」に則って無償で公開されており,MicrosoftのWebサイトから自由にダウンロードできる。サードパーティはこれまで,バイナリ形式のOffice文書を開いたり編集する機能を製品に実装する際,独自に文書仕様を解析するなどしていた。Microsoftが文書仕様を公開したことで,バイナリ形式のOffice文書を扱う機能の実装が容易になる。この情報に基づいて機能を実装しても,ロイヤリティなどは一切発生しない。



ということなんで、AdobeやらQuarkやらが次期バージョンにより再現率の高いコンバータを実装してきたり、そうでなくてもDTP業界的には今後いろんなツールが出てきそうな予感。

もっとも、公開されただけですぐに実装できるわけではないので、早くて半年、普通に考えて1年後くらいが目安になるやろか。
ちょうど今年の秋はたまたまハズレ年で、IGASやらJGASなんてでかい展示会がないので、出てくるとしたら来年のPAGEくらいだろうか。



ちなみにフォーマットが公開されているサイトはこちら

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コメント

>>m_ogawaさん

MS的には「Microsoft Office Open XML」に移行したことになっているので、
旧フォーマットは遺産でしかないといえばそれまでになるのかもしれないです。

もっとも、その遺産が膨大に出回っていることになるわけですが。
別に読み書きできなくなるわけじゃないけど。

OpenOfficeは思ったより脅威にならないと判断して、独禁法対策とかで公開とかかな。
今さら感はありますが歓迎します。
Office文書フォーマットもそろそろ本気で次の世代に向かってということなのでしょうか?
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