2008/09/16
アポストロフィはU+0027(本来の意味で)
「DTP Transit」さんと「M.C.P.C.」さんトコに書かれた記事、の答えがこのタイトルそのものになってしまいますが、つまりはそゆことで。
アポストロフィの後のアキ(DTP Transit)
アポストロフィの後のアキは、「段落パレット-文字組み:なし」で直そう
(M.C.P.C.)
いちおう詳細も書いてますが、解説と消極的解決法なんで読み飛ばしてもいいです。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2008/09/16
アポストロフィの後のアキ(DTP Transit)
アポストロフィの後のアキは、「段落パレット-文字組み:なし」で直そう
(M.C.P.C.)
いちおう詳細も書いてますが、解説と消極的解決法なんで読み飛ばしてもいいです。
CLさんもコメント欄で「U+2019」と書いているのでこれは間違いない。「DTP Transit」さんのほうでも字形から判断するとすると間違いなくU+2019で入力されていることでしょう。
しかし、U+2019はUnicodeでの意味としては「RIGHT SINGLE QUOTATION MARK」であって、アポストロフィ(APOSTROPHE)は「U+0027」のほうだったりするわけで。
なので、文字コードの意味合いとしては、U+0027のほうを使う方が正しいのではないかなーと思ったりします。
もっとも、Unicodeの文字コード表もそれだけではないわけですが。
ただ、普通の組版ソフトは「ひとつの文字(文字コード)にはひとつの組版情報しか与えることができない」のが一般的なので、どちらかに偏ってしまわざるを得ないのは仕方ないところです。
特にU+2019はU+2018(LEFT SINGLE QUOTATION MARK)と組み合わせて「引用符による括り」として使うことを主としているため、括弧としての属性・動きしか持たない(それしか持たせられない)のが一般的です。
Illustratorでも、文字組みアキ量設定では「終わり括弧類 -> 非約物」に割り当てされていることが、動きからわかります。
この赤枠部分を変えることで、結果が変わるのがわかるはずです。
本来ならば前後の文字状態や文脈を内部判断して動きの結果を変えられればいいんでしょうけど、それはなかなか難しいことです。
それならば、本来の文字コード(U+0027)の字形割り当てを変えたほうがラクなので、IllustratorやInDesignであれば「合成フォント」を使って、「特例文字+自作外字」で、U+0027の字形をすげ替えるのが一番確実ではないかと思います。
多少手間がかかることと、外字のやりとりという問題が生じる煩わしさなどが生じるので、これも積極的解決法とは言えないのが辛いところですが。どれもこれも一長一短かも。
ところでどうでもいい話なんですが、「アポストロフィー」と書いたほうがいいんでしょうかね。
とりあえず元の記事に合わせましたが、ちょっと悩みました。
コメント
InDesignの動作は確かにそうですねーというかコメント頂いてから確認したんですが。
IllustratorのU+0027入力結果は、CS1~CS2でのU+005C問題(「Illustrator CS3におけるバックスラッシュ問題」)と近い物があるのかも。
MS明朝/ゴシック系は確かにそれだからいいですねー。U+005Cもそういえば同様の仕様かも。
2008/09/17 23:14 by あさうす URL 編集
>「合成フォント」を使って、「特例文字+自作外字」で、U+0027の字形をすげ替えるのが一番確実ではないかと思います。
MS(P)明朝ですね。わかります。(字形的に)
MS(P)明朝は偉大だな・・・。使わんけど・・・。
2008/09/16 12:36 by chata URL 編集
Illustrator縛りならしょーがない。
ツカ、IllustratorとInDesign挙動が違うのがなんとも。。。
WindowsでCS2な、shift+7入力すると
Illustrator→0027
InDesign→2019
こっからかよっ!っていうステキな仕様に困り果てました(まる
2008/09/16 12:05 by chata URL 編集