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ESDの落とし穴、ふたたび

以前に、AdobeアプリをCLPライセンスとして契約した場合に利用できる「ESD」というものをネタにしたことがあります。

ESDなんてシステムがあるのねー
ESDの落とし穴

CS4発売当日を記念して、これについて新たな情報が判明したのでここに記しておきます。

まず大前提。
ESDを利用できる前提条件が、以前のネタ以降変わっていたりします。

アドビ ライセンスプログラム TLP ダウングレード使用について(サービスデータベース:5512)

【ダウングレードメディア販売(旧バージョンライセンスメディア販売)について】

2008年3月10日(月)より、電子ソフトウェアダウンロード(ESD)でのダウングレードインストールメディアの販売を開始いたしました。

ただし、ダウンロードが無償であるCLPに対して、TLPでは有償での扱いです。
もちろん、ダウンロードした後に保存しておけば、何台に対しても利用は可能です。



ここまではCS3+CLP/TLP利用時点での、ESDの変更条件でした。



そのうえで、CS4からの新ルール(厳密には曖昧だったルールを確定)では以下の取り決めがなされたようです。

  • 販売するESDのバージョンは現行+直前の1バージョンのみの2バージョン
  • 新バージョン発売前日に、旧バージョンの提供は終了とする
  • CS2だけ特例措置で、製品によって異なるが、2008/12/31または2009/01/30まで提供とする
  • ただし、事前に予告などはないので、その日になったら消えている可能性がある



てことで、ライセンス用メディア非所持の場合、ダウングレードしてCS2を入手できるのはあとわずかな期間しかない、というえらい状況になっています。
現在一本も持っていなくて、後の保険にどうしても必要というなら、急いで入手したほうが良いと思いますです、はい。CS2はたぶん長く利用されるバージョンだと個人的に考えているので、今は使ってなかったとしても、動作するOS+ハードとともに用意+メンテナンスしておくのが無難です。



ちなみに、CS4は通常パッケージとTLPライセンスでのインストーラが同一になったので、ばんばん配っているらしい体験版さえ入手しておけば、ESDで提供されなくなってもメディアが壊れない限り安心、かも。たぶん。

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