2009/01/13
今更だけど「年越し派遣村」を斬ってみる
なんだか連日マスコミを賑わせている「日比谷公園の年越し派遣村」関連の話題ですが、個人的にも思うところがあってちょっと書いてみたりする。
たぶん誰も書かないだろうし、マスコミが絶対書くことのないところだろうから。
本来はそこまで踏み込んでおくべきなんだと思いますよ。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2009/01/13
たぶん誰も書かないだろうし、マスコミが絶対書くことのないところだろうから。
本来はそこまで踏み込んでおくべきなんだと思いますよ。
が、それまで日比谷公園には誰もいない、わけではなく、従来からホームレスの方々が居たわけです。
その方たちが同じように派遣村に逗留していたか、というと、そうではないようで。
日比谷公園のそばには「皇居」という名の大勢が居てもあり余る場所が存在し、また皇居外苑などは日比谷公園にちょうど隣接しているわけです。
普段、その皇居外苑には浮浪者はほとんどいない様子。普段見る限りは、ではあるものの。
ですが、1月5日に祝田橋~二重橋前~大手門と移動したときには、見かけました。多くはないですが、芝生の上に点在している人々を。
翌日にはすでに見かけなくなっていたことから察するに、やはり古巣である場所に帰ったのではないかと推察するわけです。静けさを取り戻した日比谷公園に。
本来はそこまで見るべきなんじゃないかと思うんですけどね。
集団に追われた、既得権(といってはおかしいかもしれないけれども)を持つ方々の状況については一切考慮されていないであろう、その現実を。
そのことについては、もちろん派遣村の公式サイトにも触れられていないんですが、彼らはどう考えているんでしょうかね、すでに住んでいた方々を追い出したかもしれない、または追い出していることを知っていながらもそれをひた隠しにしている、という事実を。
派遣村に入村した結果として布団と飯にありつけた人々、いままでいた場所からおそらく一時的に追い出された挙げ句に見返りもなかった人々。
なんだかいろいろ考えさせられてしまうわけです。
わし的にはいずれにしても反面教師にさせていただくだけですが、日本は複雑な多重階層的社会になってしまったんだなあと思ったりします。
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