2009/06/13
「DTP Booster Vol.2」に寄ってきた
小型マウスを買い換えなきゃいけないとか、「Apple Mini DisplayPort - VGA アダプタ」も手に入れなきゃいけないとか、いろいろと買い物がたまっていたので秋葉行ってきました。
で、その帰り道に「DTP Booster Vol.2」に立ち寄ってきました。
あくまでもついで。
……そういうことにしといてください。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2009/06/13
で、その帰り道に「DTP Booster Vol.2」に立ち寄ってきました。
あくまでもついで。
……そういうことにしといてください。
……実は前は何度も通ったことがあるけど、中に入ったのは初めてだったりして。
いやだって、ここで買うとポイントつかないとか割り引きないとかいろいろあるし(ぉ
ということで、ゲットしたVGAケーブルを持って潜入するというある意味嫌がらせな奴がここに。
ともあれ、いろんな都合で少し遅れて16:10頃に会場入り。すでにセミナーは始まってましたので思いっきり途中から。いうまでもなく立ち見でした。もっとも、全体通しては多少出たり入ったりがあったとか、何のセミナーかわからないまま入って配布物受け取ったうえで帰ってしまった人とかいたことで配布物が早々に捌けてた模様でで、後からきてがっつりセミナー聞いていたような人には配布物(特にアンケート)とか回っていないっぽいです。つってもこれは場所柄しょーがないけれども。
ちなみに参加者数は定員(座席数)に対して1.5倍以上~2倍弱くらいだと思います。感覚的な人数なので正しくはないかもしれませんが。
ちなみに写真はありません。撮ろうと思ったらアップルストアの中の仕切る人に止められた。鷹野さんとかが自分の出番以外は撮影しまくってたりしたので、公式のレポなどを待ちましょう。
てことで、聞いてきたことの概要や感想などを以下に。
■1st Sesson「JavaScriptを使ってIllustratorを遊んでみよう」(スピーカー:三村克巳氏)
Illustrator上のJavaScriptを実例を交えつつ動作してのデモトークでした。
いろいろネタを仕込まれてた雰囲気(スライドより確認)だったんですが、なんか思ったとおりに事が運んでなかったような気配が。時間が30分弱なので、そこで「IllustratorのJavaScriptはどのように作るか」ってことまでは確かに説明しろっていうのは無理があるとは思ったし実際そのような旨の発言があったので、「どんなことができるか、どのように作るか」、みたいなことを伝えることに終始努めているように見受けられました。
結論としては「ネットとか製品サンプルとして配布されているJavaScriptを触るところから始めてみて、単純作業などを自動化して仕事量を減らそうよ」ということみたいでしたが、わしがこの間書いたように、JavaScript自体が目的でないことやそれを覚える時間をどう考えるか、ということも前段としての課題ではないかと思ったりしました。
ちなみに、鷹野さんが後でフォローされてましたが、「自分はScript書くのは無理だし覚えるのも嫌」と豪語されていました。ええー。また、「イラレで便利 for Adobe Illustrator - アドビ・イラストレーターのツール集」のサイトを紹介したうえで、ここからパクれこういったサイトから利用させてもらったり、自分で使いやすいように改変してみては、という話をされてました。
■2nd Session「Illustratorで光の表現」 (スピーカー:川端亜衣氏)
「シズル感のある葡萄」と「ワイングラス」の作成例を元に、Illustratorでよく作成される「フラットなイラスト」ではなく「立体感と透明感のある表現」を行うための処理を実演を交えながらの解説。受け手としては「光」だけじゃなかったところがミソ。ちなみに、後者についてはblogのほうで「Tutorial_イラレで光の表現」という形で紹介されています。
作例では「RGBモードで作る」上で「グラデーション+描画モード(スクリーン・覆い焼き・オーバーレイ・焼き込み・乗算など)」をうまく組み合わせてオブジェクトに重ねること、これによってコントラストの強調などを含む表現の幅を広げることができますよ、ということを事前に説明しつつ、ひとつひとつ実際に時間内だけで作成されました。わしも以前に作成したことがありますが(このときはCMYKだけど)、確かにこれらをうまく利用すると光というか、透明感のある表現が比較的簡単にできます。
もちろん、これらの描画モードはPhotoshopでもできるものではあるものの、Illustratorであれば「修正や容易である」点を最後に強調していました。仰るとおり。
ただ今回はRGBモードであったことや、もともとはWebコンテンツ用素材に向いた制作物と謳っていたので、印刷として使う場合には注意(CMYK変換必須)ということなどを最初と最後の2回仰ってました。
なお、現在フリー(仕事やめたばっかりで無職らしい)なのでお仕事大募集中! とのことでした、はい。
■Special Session:「MacServer」(スピーカー:株式会社ねこじゃらし)
なぜか予定にない、Mac向けのオンラインストレージサービスの紹介がありました。たぶん宣伝かと思うんですが、いったん中座して戻ってきたらすでに説明されていたのでその経緯がわかりません。
もっとも、デモを見せるはずのサーバになぜかログインできないとか、時間がないということで鷹野さんに打ち切られてたりとか、可哀想な有様でしたが。
■Present Time
最終セッションの合間に、「アンケートよろしくー」ということを言いつつ、事前告知のあったプレゼントをジャンケン大会で先に配ってました。
■3rd Sesson「Illustratorでの文字組版」 (スピーカー:鷹野雅弘氏)
開始時点で30分切ってましたが、表題の件を主点に、「各バージョンアップのうちで3つの溝がある(8と9で透明が加わった、10とCSで文字組みが変わった、CS3とCS4で複数アートボードが加わった、ことで互換性が低くなった)」こと、「CS以降の文字組み設定での注意点(ベースライン揃えから中心揃えへ、異体字、文字組みアキ量設定)」、「アピアランスによる文字効果」、「縦組みを例にした文字組みのときのTips(というか普通にやるべきこと)」、「複数アートボードの利用方法」などを、短い時間ながら明瞭簡潔にまとめられていました。さすが手慣れていらっしゃる。
ちなみに、次回の東京は8月末に予定で「InDesign Special」と銘打って行うらしいです。
最前列に座っていたある人に「次はやってもらいますよー」なんて言ってましたが、はてさてどうなることやら。
最後に、アップルストアの人が「連絡先いただければ少し安く売りますよー」という宣伝が。いやまあタダで見させてもらっていますので宣伝くらいは……というか、今度何か買おうかと思った。別に定価でいいから。
ということで、会場で配布されていたものはこちら。
CS4のカタログ+各エッセンシャルガイド、MacServerカタログ及び、DTP Boosterのアンケートです。
……なんでアンケートがあって全プレのPDF/X-1a入稿マニュアルがないんだよ、というツッコミがありそうな気配ですが、実は筆記具を一切持っていなかったので、書くに書けないという大失態を。アンケートそのものを、今後の参考にさせていただきます、はい。
ちなみに終わった後、前回(Vol.1)と同様に「有志で飲みに行く」ということで、これを書きまくっていたころの20時台現在も飲んでいたりするんだろか、と思いましたが、わしは会場にきていたあかつきさん、キアロさん、茶尾さんを始めとする何名かとしばらく談話しつつ、バイクなのでさっさと帰ってきました。会場内はむちゃくちゃ暑かったので途中で飲んだコーラがうまかったです。
てかその飲み会、川端さんがおいてきぼり食らってたんですが……会場入り口にずーっとおられたので何かと思ったら。ちなみに携帯とか教えてもらってなかったらしい。ううむ。
コメント
これもそうなんですが、最近のアートはプログラムもできないとダメなようですねぇw
ランダムに生成させるのなんかは手作業じゃ追いつかないし、きれいに作るのは難しいし…
2009/06/18 03:36 by 読み人知らず URL 編集
わざわざコメント頂大変恐縮ですというか、日曜に取り上げられている多くのレポートにコメントされているのを拝見し、非常に頭の下がる思いです。
私自身は仕事のうちでは「知識として知っておく」のが必要であれど実際に動かす必要性があまりないところに普段いますけれども、機会を見て少しでも触ってみたいと思います。
>>読み人知らずさん
ありがとうございます。
実は以前に興味本位で入れてみたことがあるんですが、なぜかうちのPCではうまく動きません。
自分のところが悪いのは明らかなんですが、そこで挫折してます。やはり機会みて挑戦しなおしてみます。
2009/06/15 22:50 by あさうす URL 編集
http://www.scriptographer.com/
これを駆使すれば少々のグラフィックなら自動生成できそう
2009/06/14 15:28 by 読み人知らず URL 編集
こんにちは 三村です。
「DTP Booster Vol.2」を取り上げていただいて
ありがとうございます。
JavaScriptについて少しでも興味を持っていただけるきっかけになればと思います。
よろしくお願いします。
2009/06/14 13:00 by mimura URL 編集