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Uni-Typeとはなあに?

電車の中で、auの新型端末「biblio」の中吊り広告を見てたら、下の方にこんなのが書いてあった。



Uni-TypeはLIMと千葉大学の共同研究により開発されたユニバーサルデザイン書体です。



この書体の存在を知らなかったんで、ちょっと調べてみました。

ということでぐぐったらあっさり見つかりました。



株式会社リムコーポレーション
ユニバーサルデザイン――Uni-Type(TM)開発コンセプト



てことで、コンセプト的な面はともかく、メーカー等から推察すると、デジタル機器搭載を目的としたユニバーサルフォントのように思われます。

まあ、ユニバーサルフォントとひと言で言っても、デジタル機器と印刷媒体などはちょっと印象が異なるので、それぞれで別調整が必要だと思いますし、ノウハウも変わってくるような気がします。
今秋からはさまざまなフォント専業・主業メーカーからも印刷を目的としたユニバーサルフォントが出てくるはずですが、いろんな意味で今いちばん注目すべきなのがユニバーサルフォント周りなのかなー、やっぱり。



ちなみに、KDDIの「biblio」サイトや、端末メーカーである東芝のサイトやカタログ類には、このことが一切書いていないようなんで、そのへんの扱いがよくわかりません。
かろうじて出てたのが、「au style magazine」にある「夏のニューモデル」のPDF(リンク先注意)くらいなので、どんな扱いなんだと疑問に思うこと然り。



ついでにbiblioのメーカーカタログPDFは、Acrobat Professionalの出力プレビューで確認するなどの細かなチェックをすると悲しい気分になること然り。

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コメント

このような試みの書体は、モトヤが早くから販売しておりました(どっかの会社の販売だけを担っている)。モリサワは秋口に発売すると言っていたような気がします。

紙媒体の場合、組版もあわせて考えなければ成立しないと思いますので、ベンダー各社はそちらの知識も併せて供給するくらいの志(心意気?)を見せてもらいたいと願っています。
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