2009/08/19
- 書体の研究 Vol.4(ゆず屋)
- 同人作家のためのフォントの本(3) コミックフォントの研究(KKITT出版部)
- デジタル組見本帳 Ver.0.10(KKITT出版部)
- 東方評論(オタクブックス)
- オタピクトの本(オタクブックス) ※以前買い逃しのため
- OTAD Vol.1(同人サークルOTAD)
- 文章系同人誌のための同人誌制作技術 DTP&データ入稿編 Ver.2009
(懐旧的映像資料室) - フォントのつくりかた1 ドットフォント編(ほげらこむ監理組合/5r4ce2)
- pumpCurry's FONT JUNCTION #7(ほげらこむ監理組合/5r4ce2)
(敬称略)
はい、言うまでもなく同人誌の山ですとも、ええ。
ということで、雑誌や書籍、ネットといった類ではない、しかもどちらかというとネット以前からある情報だったりするわけですよ、同人誌たるものも。
しかもある意味、商用のメディアでなかなか出てこない(または記事にされる可能性が高くない)情報や、ネットでもそれほどでてこない情報、そして実際の印刷物として手元に残るものだけに、これらも印刷・DTP・デザインにまつわる貴重な情報源と言えなくもありません。アンチゴチにおける非写研書体における主要商業比較をひとまとめに確認できる(同人作家のためのフォントの本)内容なんてものは、本来は商用でやってもいいくらいの内容かも。ちなみに「idea (アイデア) 2009年 09月号 [雑誌](aa)」にも「マンガタイポグラフィ研究」が掲載されていて、両方あってより深みが出るように思えたり。
まあ、同人誌を出すのが気軽か、というとそうでもないような気はします。印刷代もかかることですし、数だって捌けるかは正直賭けに近いところもあるわけで。最初から配布先が決まってる場合などは構わないでしょうけれども。
ともあれ、これらについても情報として大変重宝するのは間違いないのもまた事実、と考えていいかもしれません。ショップ委託していなかったり通販すらしていないものだと手に入れるにはイベント参加(または誰かにお願いする)前提になってしまうので、多少ハードル高いような気もしますが。
そういえば、「TYPE REYTHM」さんで頒布されている「20代デザイナーのレタリング」も、同人誌といえば同人誌ですよね。平たくいえば自費制作本ですけれども。やはり本での情報発信は、印刷に関わる者としては大切にしたいところです、はい。
しかしもともと予算立てしてるとはいえ、コミケの金額だけでもばかにはならんのは必要悪というべきか。なお、この夏に使ったトータルは、今月購入した市販の雑誌・書籍で使った金額を軽く越えてます、はい。ついでに「20代デザイナーのレタリング」は手に入れてません。とりあえず今月はもうだめです。うう。

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