2009/09/06
IPAフォントはSnow Leopardにインストールできない? その2
先日の「IPAフォントがSnow Leopardでインストールできなかったよ」という件の続き。コメントで「旧バージョンはできた」というお話を元に、もう少し検証をやってみました。ということで興味ある方は以下どうぞ。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2009/09/06
コメントで「旧バージョンはできた」というお話を元に、もう少し検証をやってみました。ということで興味ある方は以下どうぞ。
そしておもむろに、Font Bookでインストールを試みることに。
結果は以下。
……情報通り、ふつーに認識してます。特に問題なさげ。
ここでふとした新たな疑問。
「Cover Flowでの表示って、この場合どうなるんだろうか」
ということで以下、旧バージョンの表示ではこのとおり。
普通にできます。では次、新バージョンの方。
やっぱりできません。そもそもちゃんと認識できていない。
ここでさらに素朴な疑問。
「おもむろに拡張子変えたらどないなるんだろうか」
何故かというと、元々IPAフォントはTrueTypeとしてリリースされました。しかし最新版では以下のリリースのような状態に。
TrueType based OpenTypeとして変更されてます。なので、拡張子もotfになっている。ファイル名としてここが違う。
なのでおもむろにotf→ttfに変えてみます。
んで、その結果はすぐに現れます。
……Cover Flowでちゃんとプレビュー表示されたよ、おい。
ということで、ipapg(IPA Pゴシック)だけ拡張子を変更して、改めてFont Bookで読み込ませてみたりします。
……認識したよ、拡張子変えただけのIPA Pゴシックだけが。
IPAフォントが拡張子を変えただけで実はTrueType based OpenTypeのフォントフォーマットに準拠していないのか、それともSnow LeopardがTrueType based OpenTypeのフォントフォーマットに対応しきれていないのか。
……どっちもありえなくはないような。もしくは両方ともか。
前者はMSやAdobeのサイト表記からして、ビンゴのような気配。ただし拡張子だけ。
Office プログラム内のドキュメントに、Adobe OpenType フォントを埋め込むことはできません。(Microsoft サポートオンライン 文書番号: 908475)
Adobe Type Library - よく尋ねられる質問
Adobe - フォント:OpenTypeに関するFAQ:
ただ後者も、フォント構造としては問題ないことを示しておきながらも、何が駄目かを表記してくれるわけではないという点は結構まずい気がしないでもないなあ、と。
今まで流通している数多のフォントで他に拡張子が完全一致していないケースが無いことを祈るしかないですが、そんなことはないはずなので、これは結構困る問題なんじゃなかろうかと。なんでこんながんじがらめの仕様に変更したのだろうかね、またはバグ。Linotype FontExplorer経由では一応入れることができるというからやっぱりバグなのかもしれんですが。どのみちよろしくない。
とりあえずOSS iPediaのほうに報告出しときました。報告名は本名で出したけど企業/団体名をこのblogで出してるのでどんな結果になるかの保証はできんです。
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