2010/03/04
Illustratorの自動行送り数値
DTP Transitさんのところの記事と自分のダイアログが違ってた。デフォルトでは、行送りは、文字サイズの120%に設定されています。「(14.4pt)」のように()付きで表示されているのが自動行送りです。
手持ちにあったCS4のダイアログ。直接ではなく、CS以降は自動の数値は、段落パネルの「ジャスティフィケーション設定」より変えられるので、そのダイアログ。
175%なので、やっぱり違っているということに。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2010/03/04
デフォルトでは、行送りは、文字サイズの120%に設定されています。「(14.4pt)」のように()付きで表示されているのが自動行送りです。
手持ちにあったCS4のダイアログ。直接ではなく、CS以降は自動の数値は、段落パネルの「ジャスティフィケーション設定」より変えられるので、そのダイアログ。
175%なので、やっぱり違っているということに。
これを見ると、CS2は変わらず175%だが、10は120%。厳密にはなぜか120.83(3の循環小数)%とか半端な倍率だけど。
じゃあMac版はどうか、ということで、CS3とCS4で確認。
こちらはやはり175%なので、CS以降はOSに関係なく175%がデフォルトになっている、ということになりそう。
これは「アドビ イラストレーター講座/Illustrator イライラ・ストレス解消委員会」の『「文字設定パレット」による設定』でも同様の数値なので、自分の環境だけが特殊、というわけではなさげ(そもそもMac/Win時点で同一ではないけれども)。
しかしさらに検索をかけると、Illustrator CS4のオンラインヘルプにある該当項目ではこんなことが。
ええい、どっちだよ、と思ったら、「Adobe Illustrator CS3 エッセンシャルガイド(データ互換編)」(注:PDF)に答えがあった。
つまり「CS以降はデフォルトが175%、ただし『10以下』と『CS以降でレガシーテキストを更新したドキュメント』は“欧文基準の行送りとしてのデフォルト値”になるので、120%として取り扱われる」ということのようです。事実10→CS4で更新したら、ジャスティフィケーション設定は120%になってました。……つまり、CS以降はレガシー更新したりするとデータによって設定がばらつくってことか。なんて紛らわしい。
……てことは日本語版のオンラインヘルプの記述は間違っていることに。というか、おそらく英語版を元に日本語訳しただけなので120%という表記になってしまっているのかなと。となる英語版はいずれにしても120%なんだろうと思ったり。触ったことないけど。
一番最初に述べたとおり「CS以降はデフォルト値自体を変更できる」。それだけ見ると、よく利用する数値に変えるのがベター、ということになります。
けれども「ドキュメント(ファイル)ごとに設定がばらばらになる」ということの裏返しでもあるので、CS以降はその都度設定を確認しないと痛い目に遭う可能性がある、ということにもなりそうです。そもそも自動のままだといつどこで勝手に変化するかわからないので、結局はその都度数値を入れるかできるだけスタイルで定義してしまうのがベストともいえるけれども。
#というか自分的には複数行になるときは間違いなく行送り数値を設定するので、そもそも自動幅の数値自体を意識してなかったり。でも結構複雑で怖いことがわかったなと。
■19:00頃確認
DTP Transitさんの記事が更新されていました。
コメント
別件のほうが大事だと思います。むしろこちらは蛇足的なので、蛇足な人が扱ったほうが正しい道なんだろうと、きっと。
2010/03/04 18:58 by あさうす URL 編集
2010/03/04 13:50 by works014 URL 編集