2010/05/27
新たに適した操作体系が必要
最近、iPhone用の電子書籍をいくつか読んでみました。iPod touchで。
どれもこれも、なんで中途半端に「紙媒体である本の動きをエミュレート」してるんだろうかという点が気になる。
別に紙媒体と同じエミュレーションする必要ないじゃん。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2010/05/27
どれもこれも、なんで中途半端に「紙媒体である本の動きをエミュレート」してるんだろうかという点が気になる。
別に紙媒体と同じエミュレーションする必要ないじゃん。
表現媒体が違うんだから、わざわざ、紙の動作にこだわる必要はないはず。
むしろタッチスクリーンが使えるならそれを利用した新たな操作体系(インタフェース)を与えた方が、より利便性は高くなるはず。たとえば、文章系書籍であれば章や節ごとにフリックなどでスクロール(セミオートなスクロールも含む)させて、次に移るときだけ角をダブルタップする、など。
実はこのあたりは画面サイズが大きくなっても正直あんまり変わりなく、iPadでも同様の問題が起きるんじゃないかと思ったりします。
半ばお遊び的に、本気で中身を見ないとか、1冊まるごとやある程度のボリュームを一気に読まないのであれば、エミュレーションライクなギミックをお遊びとして取り入れるのは別にいいとは思うんですが、個人的には今の状況はあんまり意味がないなあ、と思ったりしました。
このへんは電子雑誌や新聞でも同じコトがいえるんですけどね。より利便性を高めた処理が必ず必要だ、と。動画とか入れればいいとかそういう小手先ではなくて、あくまでも本質的に操作を考えるのって、実は作り手がちゃんとそういうことを考えたり考察してないんじゃないかと考えてしまいますわ。実際のところはどうだかわかりませんが。
#本当はその操作方法も2~3種類くらい用意しておいて、選択できるくらいだとより利便性が高いんですが。もっともプログラムひとつあたりの容量制限などはあるだろうし、開発や利用の成熟度合いを考慮する必要があるだろうとも考えるので、このあたりはもうちょっと先のお話になるんだろうなと。
コメント