2012/05/23
EDICOLOR 10が出た
DTP業界においては今日一番の衝撃的ニュース……だと思うんですが。
高機能DTPソフト「EDICOLOR」の新バージョンをリリース
~電子書籍フォーマット(ePUB3.0)への対応と価格改定を実施~
EDICOLOR - キヤノンITソリューションズ:エディカラー
前のバージョンである9.0が2006年末に発売されてるので、そこから5年半。まさか10が出るとは去年の今頃まではきっと誰も思っていなかったに違いない……。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2012/05/23
高機能DTPソフト「EDICOLOR」の新バージョンをリリース
~電子書籍フォーマット(ePUB3.0)への対応と価格改定を実施~
EDICOLOR - キヤノンITソリューションズ:エディカラー
前のバージョンである9.0が2006年末に発売されてるので、そこから5年半。まさか10が出るとは去年の今頃まではきっと誰も思っていなかったに違いない……。
しかし今回、標準価格、キャンペーン価格ともにかなり思い切ったことをしているだけに、テスト利用だとしても「買い」だろうと思います。InDesignだってこのEDICOLORの強力な日本語組版機能がなければ後追い・追い越しできなかった、という一説もありますし(※裏付けを出せと言われると困るけど)。
もうひとつ気になる目玉が「EPUB読み込み」。
個人的にはここが一番気になっている部分。いままでは書き出しはあっても取り込みするための術は無かった。理由は単純で、紙印刷してから電子媒体を作る、ということばかり唱えられてきていて、ソリューションとしてもそればかりだったため。
ただ、印刷用データは文章だけでも字形や外字の問題があって、そこから(汎用的な文字コードに依存した)電子媒体を作る、ということのほうが困難なわけで……それらを比較的無視してJIS範囲やせいぜいUnicode範囲だけで表現を絞れる可能性の高い逆のほうがラクに決まっている。当たり前、当然、常識常識。
あともうひとつ考えている点として「実験的な出版の初版はEPUBで行い、ヒットしそうな場合は万人向けに紙媒体で販売」するほうが、電子媒体利用としては現実的ではないかと思っていて、それを実現するなら電子媒体フォーマットから紙媒体フォーマットへ展開するソリューションを構築するほうがよほど確実だろう、と思ってました。
それを早い段階で、かつ、実績のあるDTPソフトでいち実現した、ということを行ったのが凄い、と考えてます。
実際に体験版で手持ちのEPUBを試した限りは……うーん、というのはあるんですが、まあ、体験版かつファーストリリースなので、このへんはブラッシュアップしてくれれば、と思います。ともあれ期待。
いずれにしても、あまりにも手中に収めやすい価格なので、個人で買っていろいろ弄りまくろうかと画策してます。
先に書いた通り、体験版を入れて操作はじめてますが、一部どうしても独特の設定・操作感があって、このへんをどう乗り切るかが課題かと思ってたり。まあ、触りまくれば慣れてくるだろう……と。
ちなみに買うのはパッケージ版で。ダウンロード版は早く手に入るけど、わしは現物主義者なのです。なのでCreative Cloudもパス。
#書いてるうちに日を跨いだので、出たの昨日ですね、うん。
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