Version |
Windows |
Mac |
CS(1) |
2000 SP3, XP |
10.2.4, 10.3 /PPC |
CS2.x |
2000 SP4, XP-SP1/2 |
10.2.8, 10.3, 10.4 /PPC |
CS3.x |
XP-SP2, Vista |
10.4.8, 10.5 /PPC,Intel |
CS4 |
XP-SP2/SP3, Vista-SP1, 7 |
10.4.11, 10.5.4, 10.6 |
CS5.x |
XP-SP3, Vista-SP1, 7 (,8) |
10.5.x, 10.6.x, 10.7, 10.8 |
CS6 |
XP-SP3, 7-SP1, 8 |
10.6.8, 10.7, 10.8, 10.9 |
CC (2013) |
7-SP1, 8/8.1 |
10.7, 10.8, 10.9 |
CC 2014 |
7-SP1, 8/8.1 |
10.7, 10.8, 10.9, 10.10 |
CC 2015.x |
7-SP1, 8.1,10 |
10.9, 10.10, 10.11 (,10.12) |
CC 2017 |
7-SP1, 8.1,10 |
10.10, 10.11, 10.12 |
CC (2018) October 2017 |
7-SP1, 8.1,10 |
10.11, 10.12, 10.13 |
(今回、CS系のリンクは外してます。もう更新されるわけではないので前回分参照で)
と、いうことで、ものすごく全体だけで見ると、2017年10月リリース版の対応OSについては、Mac側のOSバージョンがひとつだけずれたのみ、ということになります。
これは先日も記載したとおり、10.10自体がApple自体に見捨てられたこと(という恣意的な言い方)が理由。
しかし、個別のアプリケーションをもう少し紐解いていくと、Windowsも含めて、上記の範囲だけで括るわけにはいかない状況になっているので、今回はそこも書いておきます。
- Acrobat Pro DC
実は公式の文面だけで言えば、現時点で10.13はまだ動作保証外。10.9~10.12が現時点の範囲。
- Animate
- Muse
どちらもやっぱり10.13が入ってない。10.10も入ってないので10.11/10.12が動作保証範囲。
- Dimension
今回からの新提供アプリ。実はWindows版がWindows 10 Anniversary Update以降しか対応してない。逆にMacは10.10以降との表記。Windowsのほうが範囲が狭いというややこしい状態。
- Adobe XD
同じく新提供アプリ。もっともXDは長くベータ版が無償提供されてました。Windowsはその頃と同様、Windows 10 Anniversary Update以降の対応。Macは10.11以降の扱い。
- Lightroom
Lightroomは何故か分裂して、従来のLightroom CC(2015)はLightroom Classic CCとしての扱いに。これはそれとは別に、クラウドベースでの新しい奴なので、ものすごくややこしい状態。
これもWindows版が範囲が狭い。しかもDimensionやXDとも違って、なぜかその前のNovember Update(Threshold 2)からの対応という。Classic CCのWindows 10対応がそこからなので合わせてるのかどうか、みたいな疑問が。(Classic CCのほうは上記表内と同じ)
ということで、一部がWindows 10しか利用できなかったり、一部が10.13に何故か公式対応していなかったり、ごく一部だけ10.10で利用できるという、そういう意味では統一感のない、カオスな状態になってます。
(まあ10.13未表記なのは漏れてるだけのような気もするんですが)
ともあれWindows側は今まで最強だったWindow 7/8.1がCC提供アプリがぜんぶ網羅できなくなったので最強説が唱えられなくなったりだったりとか、MacはMacで案の定10.13は今回のバージョンしか対応できないとか(しかもCC 2018自体がまだバグが多いのが明白ということでまともに使えない環境)なので、環境構築にすごく困る、というのが現時点の状態なんではなかろうか、と。
そしてDTP環境だけでいろいろ考えた場合、2015.x以降が使えればなんとなくいろいろ逃げられるところなので、Windowsはどれでもいいと思うんですが、Macの場合、選択肢が10.11くらいしかないという……厳しいですのう。
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