fc2ブログ

Adobeでは現状でサーバ用フォントが用意されていない

……と、いうことをCC 2019リリース以前に気づいたんだけど、ばたばたしててネタにするの忘れてました。

おかげで元々の記述がどこにあったのかわかんなくなったうえで、気づいたら旧Typekitの記述からAdobe Fonts用に書き換わっていてしまったりとかでアレだったりします。

……といっても基本は変わってないはずで。
提供体系がシンプルに変わっても、変わらないところもある。

181029_AdobeFonts_NoServer



この記述があるのが、下記だったりします。

フォントのライセンス

Adobe Fontsで提供されているフォントであっても、まずはサーバ製品であるInDesign Serverでは使えない。
なのでデスクトップの通常版InDesignと、Adobe Fontsを組み合わせて何かテンプレート的なものを作ったとしても、場合によってはそれを使うことは実際には不可能、という……。

なのでInDesignで任意のフォントを使う場合は、別途一般のサーバフォントライセンスのフォントをどこかで有償契約などをしたうえで、テンプレートメンテナンス用の通常InDesignでもクライアントライセンスの同一フォントを揃えなければならない、という……。



「いやまて、Adobeってフォントを単体でも出してたろう」という、ベテランの人もいるかもしれない。

しかし今は、実は単体では個々のフォントを出していなかったりする。
ただしデスクトップ用のセットライセンスであるFont Folioは実はまだあったりする

じゃあそれをサーバに使えばいいじゃん、と思うかもしれないけれども、Font Folioについては通常のクライアントライセンスなので、サーバには使えない。

使えるとしたら一定のクローズドな条件下のみだったり、オープンソースのフォントくらいしかなかったりするというのが実際の所、のはず。

Font Folioのサーバーライセンス



「お前普通サーバフォントなんか一般的に関係ないだろざけんな」って言われそうなネタかもしれないけれども、作ったドキュメントがいつサーバ用テンプレートになるのかとかもありうるわけで、そう考えると一応把握しておくべき話かなーということで、挙げておく次第。

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - Adobeでは現状でサーバ用フォントが用意されていない

コメント

非公開コメント

最近の記事

はてブ数順傾向

プロフィール

あさうす

  • Author:あさうす
  • DTP業界を中心に主観だらけの毒を吐いてます。後ろ盾なし、保証なし。あくまでも独断と偏見に満ちているだけで、何かの圧力とかはありません。たぶん。いやないです。信じてください。

    なお、名無しコメント&煽り、勝手にトラックバックやリンクなどはご自由に。spam認定したもの以外は削除しません。ただしFC2の都合でTBは弾かれるかもしれません。

    当blogは、Firefoxを推奨します。

    何かお問い合わせございましたら [assause@gmail.com] までどうぞ。

月別アーカイブ