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2019年5月22日現在、OS X 10.9/10.10/10.11でAdobe CCデスクトップアプリケーション使おうとしたらどうなるの?

ということで、ある意味前回の続きなんですが。


まず2019年5月22日(確認したのが昨日なので)の前提として。

  • #2019アドビ令和の変 に伴い、CCデスクトップアプリケーションでは最新2バージョンのみインストールのポリシーに変わった
  • OS X 10.11以下はAppleのサポートが終わっているという現実がある

……という状況ですが、CCデスクトップアプリケーションの動作環境における最小環境は、実は10.9です。

190523_AdobeCCOldMacInst_A


じゃあこんな状態で、Apple自体のサポートが終わってる10.9/10.10/10.11で実際にデスクトップアプリケーション入れたらどうなるのって話を試してみたわけです。

……暇人とかいわないでください、ええいわないで。

そもそもなんでそんなことできるのかっていうと、かなり以前から持ってる「MacBook 2008(Alminium)」には現在、パーティションを分けて、10.11/10.10/10.9/10.8/10.7/10.6/10.5が入ってたりします。
要はハード的に動作対応するOS全部がいつでも動かせるようになっているという。検証機バンザイ。

で、そのうちの一部を使って実際に入れてみた、というわけです。



そういうことでまずは10.9から。


とりあえずインストーラーはSafariで検索してダウンロードして入れてみました。


190523_AdobeCC109Inst_1


インストーラー叩いて動かしました。
入りました。
起動しました。
開きました。


190523_AdobeCC109Inst_2


……なんじゃこりゃあ。

ということで頭のほうに出てくるアプリケーションは「互換性がありません。」とか出てきます。
そもそも最初から対象になっていないXDはともかくとして、他も。
……といっても、各バージョン、最新が10.12/10.13/10.14が動作保証、一つ前が10.11/10.12/10.13が動作保証だから、それ以下が出てくるわけがないので、ある意味当たり前といえば当たり前なところ。


ということで全部スクロールさせて確認して繋げてみました。


190523_AdobeCC109Inst_3

かろうじて入るのがLightroom CC(2015)と、永遠のベータ版であるFuse CC(Beta)だけ。 オンライン系サービスについては別として、あとは全部「互換性がありません。」としか出てこねえ……。


ほぼ使えん。


といっても、環境設定にも注目しないといけないわけで。

環境設定の「Creative Cloud」タブには「古いアプリケーションを表示」という設定がある。 (ちなみにこのスクリーンショットだけ手抜きでWindows版)


190523_AdobeCCOldMacInst_B


ということでこれを入れた場合はどうなるか、というと……。


190523_AdobeCC109Inst_4


下のほうにつらつらと。

おお生きてたのかCS6。Fireworksだけど。というかお前大丈夫だったのか。
他にもアプリケーションとしては放棄開発終了するなどしたバージョンが続々と出てきたわけです。

これらは現状「2019とか2018に相当していないものが出ているので最新とみなされている」か「忘れ去られた不憫な子」のいずれかだと想定されるところです。
後者だと、思い出されるか、環境設定での該当項目がなくなった時点で消えるだろうと予想を。


ともあれまあ、10.9は実質的には全く使い物にならん、という結論に達しました。

まあすでにAppleのサポート終了して久しいしなあ……。



てことで次は10.10。


190523_AdobeCC1010Inst_1

190523_AdobeCC1010Inst_2

起動してすぐに出てくるのが「Photoshop CC(2017)」で、インストールボタンが使える。
実はこいつだけ、今回のポリシー変更に伴ってアップデートがかかり、「従来の18.1.6までは非認定になったけど、アップデートして18.1.7になると認定されて使えるようになる」という意味不明なバージョンだったりする。
まあ昔から、Photoshopだけは動作確認OSを引っ張りまくったりしてるので、なんか特例でやったんだなっていうのがわかる。

ということであとは手抜きで、「古いアプリケーションを表示」のOFF/ON状態を。


190523_AdobeCC1010Inst_3   190523_AdobeCC1010Inst_4

10.9と比較すると、インストール可能なアプリケーションが増えてるのがわかる。

ひとつはDreamweaver。これは実は非認定バージョンにはなっていないので、よく考えると本来は10.9でも出てこないとおかしい気がする、のだが、なぜか10.10だとボタンが生きる。ちなみに今回、個々のアプリケーション自体のインストールは一切行っていないことを今更記載しておく。
もうひとつは……Dimension CCなのだが、そもそもお前、最初から10.10の動作保証してないはずなのになんで出てくるんだ、おい。

そしてもうひとつ肝心なことが……互換性云々はともかくとして、InDesignのアイコンがそもそも出ていない 場所が明らかにおかしいところに飛んでる(※)。
何をやらかしているのかもうさっぱりわからない。

(※)ご指摘により5/24 21:21訂正



さあ10.11ですよ。
この3つの中では当然ながら新しいですよ。
でも10.14が出る直前とかにセキュリティアップデートされなかったので、最終アップデートが終わってもう10か月も経過しているよ、という代物だったりするのよね。


190523_AdobeCC1011Inst_1

190523_AdobeCC1011Inst_2

ということで、リストで見えてる頭のほうでの各バージョンできっちりインストールボタンが押せる状態に。
10.10では出てこなかったInDesignもきっちり見えている。
インストールボタンが出てくるのは、2018の対応が10.11は含まれているから、と推測できるので、たぶん次のバージョンでがっつり梯子外されるのは目に見えてます。

XDがインストールできないのは、もともと動作対象ではないため。

そしてやっぱり、手抜きとして「古いアプリケーションを表示」のOFF/ON状態を。


190523_AdobeCC1011Inst_3   190523_AdobeCC1011Inst_4

XDは駄目、Premiere Rushはそもそも2018年10月アップデートではじめて出てきた、一番最新環境を求めるアプリケーションなのでインストールできないのは当たり前。
そういう意味ではきっちり全部インストールボタンが押せる。


……と思うのは実は甘い。

実際にはどれもこれも、出ていないものがあるのだ。

それは何かというと「Acrobat」。



なんでAcrobatが出てこないかというと、なんとなく推測できる理由はふたつある。

というかですね、公式見解的には「デスクトップアプリケーションでもAcrobatは例外で最新版のみ入手可能」というあたりもあるんですが。


ともあれ、その辺いろいろ考えると……使えそうで使えないところがある、というオチになるわけで。



まあ「OS X 10.11以下はAppleのサポートが終わっているという現実がある」わけだから、そこを大前提にしないといけないわけですよ、はい。
古い環境を利用できるためにする環境構築(再構築を含む)はもともと大変ではあるんですが、その期間が異様に短いのはどこの誰のせい、という話にならざるを得ないわけでして……OSの見た目が動いてても、デベロッパ側はそうはいかないってのが実際のところだもの。

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コメント

No title

悲しいので全社的にWindowsへの移行を提案します(^-^;

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>>もちさん

あっれーと思ったら……確かにありました。
思いっきり見落としてたようで。
ご指摘ありがとうございます。

No title

10.10。InDesignのアイコン画像の真ん中辺りにありますよ。
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