2020/10/31
2020年10月現在、Adobe CS6をWindows 10に入れたらどうなるか
……ということがちょっと気になったので実際にやってみました。もちろん興味本位でしかありません。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2020/10/31
去年5月の、Adobeのポリシー変更によってアップデータがftpから軒並み削除されたものの、実際にアップデート処理をかけたらどうなるんだろう……という興味が今更ふつふつとわいてきた、という。
それを踏まえて各所で「アップデータもう当たらないから」と発言してたものの、よくよく考えたらきっちりとした裏付けとってなかったなあ、というのもあったため。
てことで、10月18日に実施したスクリーンショットを使いつつ。
ちなみにOSバージョンはその時点の最新であった、Windows 10 2004です。
20H2は10月21日リリース扱いになってるので、そのちょっと前に実施したという。
使ったPCはサブサブマシンの、もともとWindows 8が入ってた、ASUS Vivobookを使ってます。久しく使ってなかったので、これのWindows 10アップデートだけでずいぶん時間がかかったという……HDDモデルだしなあ、これ。
ということでいきなりインストール画面です。
インストールに使ったのはCS6 Design and Web Premium。というか自分の持ってるのがこれだから、これを使うのは当たり前の話ではあるんだけれども。
蛇足ですが、今回実は、DVDディスクから入れてます。所有してるディスクが死んでないかのチェックも兼ねたという。
あともうひとつ。このマシンにはこのCS6は何度も入れたりしてるという。今回は「以前のバージョンを含むすべての Adobe アプリケーションを削除し Creative Cloud アプリケーションを再インストールする(Windows 8.x および Windows 10)」をもとに一回クリーンナップした環境で利用してます。さすがに完全まっさらなWin10マシンを用意するのは無理がある……。
ともあれインストール自体は無事に終わってしまうという。
そしてもろもろの初期処理をし、Photoshopを起動してからヘルプ経由でアップデートをかけようと試みる。
おお、アップデータが軒並み表示されてるぞーっと。さて落ちてくるのだろうか。
さて、順次アップデータが適用されてるっぽいので、プログレスバーがどんどん動いてますよっと。
……てことはやっぱりふつうにアップデータ適用されて、ちゃんと問題なく動くってことかいな、ええちょっとどういうことさよ!?
ということで全部当たってしまったらしいです。
……じゃあリストにもきっちり出てたIllustratorだったり、いろいろ気になるInDesignさんはどうなったのだろうか……。
てことでIllulstrator CS6を起動して、ヘルプより確認した結果……だめじゃん。
見るとわかる通り、初期バージョンの16.0.0のまま。
本来、アップデータが当たっていれば、16.0.3が適用されていないとおかしいわけで(※)、結局初期バージョンであること自体、最初の一覧画面がフェイスってことになるわけで。
じゃあInDesignさんは……というと、やっぱり初期の8.0のまま。
InDesign CS6については8.1が最終版なので、やはりまったく適用されていないってことになってしまったという。
そして実はPhotoshopやその他も確認したけど、実はどれもこれも適用された気配がない、というのが実際だったりするので、最初の状態は果たして何だったんだろうかという。
去年から今年にかけて「アップデータが適用できる」みたいな話もちらほらあったんですが、アップデータ一覧と適用のダイアログが表示されていただけで、最終的には実際に適用されたまで至ってないんじゃないだろうか、という疑問がふつふつとわいてきたわけで。
もっとも、CS6自体は2012年5月リリースのソフトで、今となっては8.5年前の古いソフトでしかない、というのもまた事実なわけで……。
まあ、当時環境の保持と同時に公開されてた個別アップデータを入手して備えているようなこまめな人ならともかく、流石に保証されない状態かつアップデータの自動適用前提の場合だとさすがに無理があるなあ、というのが今回のことで確証を深めてしまったというしかない、という状態になってしまっただけであった、うむ。
(※)最終は16.0.5なんだけど、これのアップデータは手作業でexe置き換えなので、そもそも自動適用されなかったりする。これについては以前に起こしたエントリを参照。
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