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今回のPC入れ替えは引っ越しソフトを利用した件

……ということで、今回のPC入れ替えに関するネタ第二弾。

もうタイトルからしてネタバレしてますが。



ということでいくつかのスクリーンショットとともに、その効果も含めて記載しますです。

さて、今回なんでわざわざ引っ越しソフトを使おうと思ったのは「Adobeアプリケーションのアップデータが消えた、古いバージョンもインストールできない、さてどうしたもんか」という点が出発点。
いつもであればクリーンインストールしたうえで通常通りインストール、手作業で各種データを移行させていくわけですが、インストーラーやアップデータが入手できない状況になった現在、この手段が取れなくなったわけなので。

なので失敗しても文句いわない・言えないってことを前提に、人柱状態で実験してみることに。



今回使ったソフトは「ファイナルパソコン引越し Win10特別版」。
この手のソフトはもうひとつ、「EaseUS Todo PCTrans」もあったりするんですが、どちらのほうが無難なのかを考えてAOS製品に。BTOメーカーでも追加できたりする、などの実績を鑑みた結果とも。
ちなみに買ったのはAOSのオンラインショップ。買うタイミングでちょうどセールやってて、購入時点では最も安価に入手できたことが理由という。
あと専用のUSBケーブルを使わずに今回はLANケーブルまたはHDD経由で移行を行うことを想定したことも理由にもなるところで、ダウンロード版のソフト単体のみにしました。



購入してダウンロードして、とりあえずマニュアルを一式見るところから。公式情報大事。

210411_PCTrans_01


ソフトのインストールは一般的なインストールと同じなのでそう難しいこともなく、一般的なウィザード形式。

210411_PCTrans_02


インストールして最初のメニューで引っ越し処理の対応を。
ちなみに二つメニューがあり、ちゃんと正規の移行処理を移行元・先でソフトを動かす方法と、不動になったPCからストレージを取り出して、吸い出して移行する方法の2種類がある模様。

210411_PCTrans_03


お約束的には重要なことがいろいろ確認事項として出てきたうえで……

210411_PCTrans_04


どんな方法で環境移行をさせるか、ということでの選択肢が次に出てくる状態。
一応4種類あるけど、ネットをいろいろ調べた限りはどうもストレージ経由が妥当だってことだったので、今回は結局、HDD経由でデータの転送を行って移行することに。

210411_PCTrans_05


移行方法の選択をすると次に移行元の分析処理が行われる。これがそれなりに時間かかる状態。

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分析完了すると、ソフトとして何を移行させるかをリストアップしてくれる状態。
実際に今回で出てきたものについてもスクショ取ってあります。
ただし移行させるのに適正なソフトかどうか、みたいな判断もされるので、安全でないものについては想定しないなどの表示になることも。
もっとも今回は極力移行させることを前提にしたので、移行元ハードに依存しているようなもの以外はチェック入れて移行するようにした次第……だけど、自動チェックと判定の基準がさっぱりわからんかったです。

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選択が完了すると引っ越しジャーナルというものが自動作成され、保存先のドライブを選んで、実際に転送処理して、転送処理については終了ということに。
ちなみにデータ格納用HDDはもともと所有していたUSB 3.0の1TB HDDを今回は利用してるので、PCと一緒に買ったHDDは使ってません。
あとここで書くのもアレですが、データ類については事前に別HDDに退避させてるので(というかこれが買ったHDDのほう)、基本的にはアプリケーションとユーザー設定、レジストリなど、極力ミニマムな状態にしてます。
保存されたイメージデータ時点で約250GBほどで、実際の処理にはだいたい5時間くらいかかってます。その間はマシン放置状態。

210411_PCTrans_10
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さてこれで実際に移行先の作業ができることになったわけで、次はそちらの処理を。


まずはソフトのインストールと起動から。
で、起動したときには実際には移行元・移行先の選択があったりします。最初の説明では同じ内容になってしまうのですっ飛ばしてたもの。
今回は移行先のほうを選ぶことに。

210411_PCTrans_12


移行先を選ぶと、この段階でライセンス認証処理が発生。
実はこのソフト、原則として1台1ライセンス(1台分の移行)のみ、となってたりするんですが、移行元では認証が聞かれなかったという。
必要なのは移行先になっているうえで、ネット認証(または代理認証)が必要なので、このタイミングで発行されたライセンスキーを入れる、ということに。

ひとつ疑問なのは名前とメールアドレスの入力。なんに使ってるのかわからん……ものの、公式オンラインサイトで買ったわけなので、今回は素直に本名と購入時に利用したメールアドレス入れました。

210411_PCTrans_13


認証が終わるとあとは手順に従って処理を進めるだけだったりするので、転送元よりもやることはラクです。
書き戻しには移行元と同じくらいの時間かかってます。予想ではもっと早いと思ってたけど意外に時間かかる。



ということで都合10時間そこそこで処理が終わったわけで、そういう点では短期間であっさり処理が終わった、ということに。
これが前回エントリ時点ですでに移行済み、としたことの内訳だったりするという。


といっても何もかもスムーズに行えたわけではなく、一部はちょっとだけ影響するところもあったりするわけで。
自分の備忘録がてら、何を対応して何がダメだったのかをちょっとだけ書いときます。


  • Adobe製品など認証が必要なものは、元PCできっちり認証解除しておく。ただ今回、CS4は移行先で認証トラブルが起きたので公式のライセンス修復ツールの実行をして解消(CS5/5.5は問題が起きず、CS3は認証版のはずだけどなぜか一応動いてる)
  • Dropboxについてはログアウトしておく。また手作業移行させたファイルは念のため同じパスになるようにしておく
  • ドライバー関連はこのツールで移行できないので再インストールが必要(プリンタードライバー、AcrobatのAdobe PDFドライバー、CubePDFなど)
  • Visual C++ Redistributableが移行されなかった(結果、一部のソフトが動かなかった)ので、手作業インストール。今回は2015/2017/2019が影響してたので、x86/x64ともにインストールして解消
  • レジストリに紐づいていないソフトも移行対象ではなかったようなので、一部は手作業インストールを実行
  • 今回の自動バックアップとは別に、各種ソフトおよびユーザーデータについては別途手動でバックアップを取得、後での不足にも一応対処できるようにしておく(いつもの移行手順でもやってるんですが)

ともあれ1週間とちょっと動かしてるわけですが、目立ったトラブルなどは何にも出ていないところ(出てないだけで何か忘れてるんじゃないか疑惑もあるけど。移行したありとあらゆるソフトを動かしたわけでもないし)。
どっちのツール使うべきか、そして費用払ってまでやるほどのものだったのかどうか、みたいなのが当初あってさんざ悩んだところではあるんですが、今回の結果からすると、むしろ費用対効果はかなり高かったんじゃないか、という結果で捉えてますです、はい。


ということで、旧マシンのほうの整理もぼちぼち始めてる状態に。利用次第ではまだまだ十分現役で行けるマシンだし、里子にでも出そうかと。

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