2006/04/22
hueyさまさま
すでにあかつきさんに先を越されてしまってますが、折角なので『GretagMacbeth huey』の、Winでのセットアップ一式をレビューしてしまうてすと。とりあえず検索した限りは、詳細なレビューについてはいまのところ先を越されていないような気がするので、たぶんかなり早いほうのレビューだと自負してみるてすとも兼ねてみるてすと。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2006/04/22
完全に英語仕様に見えますが、間違いなく英語仕様です。恒陽社が扱うことを示すのは、裏面に貼られたバーコードつきのシールだけ。
そして同梱物は以下の通りです。
左上より、「ドライバCD」「クイックスタートガイド(EN/DE/FR/IT/ES/JP/CN)」「huey本体」「USB延長ケーブル」「クレードル」「画面クリーナー(お試し版・日本では使えない10%OFFクーポンつき)」が一式です。クリーナーはパッケージ貼付シール内の同梱物一式に書かれていないので、完璧にオマケです。
とりあえずCDをドライブに突っ込んでみると、自動起動の場合は以下のダイアログが表示されます。されない場合は、CD内のexeファイルをダブルクリック。迷うことはありません。何せファイルはふたつしかないから。
クイックガイドもいちおう日本語化されているように、インストーラも日本語認識をきちんと行ってくれて、文章表記もきっちり日本語です。初心者にも安心。
画面の指示に従っていくことでインストールも順調に進むので、迷うことはありません。
むしろ順調すぎてつまらん(ぉ
完了すると再起動を促してくるものの、そんなものは無視してタスクバーに常駐しているアイコンをクリックしてみます。
キャリブレーションを行うには、センサーをUSBに接続した上で「hueyをスタート」を選択するか、インストール時にデスクトップ上に作成された「huey」のショートカットをダブルクリックします。ちなみに、タスクバー側のメニューでグレーアウトしている項目は、セットアップが完了しないと機能しません。
セットアップ画面が出てきたら、画面の指示に従って操作を行っていきます。
最初に行うのはディスプレイタイプの選択で、液晶かCRTかを選択します。これを間違うときっと二度手間になりうる気がする可能性があって敢えて試したくもなかったりするので、ボケはかまさない方向で。
次にルームライト測定と出て、画面上ではクレードルにセットするように促しているように見えますが、正直無意味なので次にさっさと進む。というかここで真面目にクレードルにセットアップしたら、次で泣きを見ます。
はい次の泣きを見る部分です。センサーの吸盤を使ってモニタに吸着させる作業です。クレードルにくっつけたらまた外さなきゃならんだろ!
画面に吸着させて次に進むと計測を開始します。センサー部分の画面表示は計測毎に色が変化し、画面左でセンサーの状態および進行状況を確認できます。
実際に計測している状態は上の通りです。特に特筆すべき点はないです。
計測が終了したら、キャリブレーションの結果を閲覧できます。計測前と計測後の状態を切り替えて表示させられますが、画面上に出ているカラーパッチおよびサンプル画像は同じ印刷物が添付されていないので比較のしようがありません。せめてカラーパッチ部分の色が、CMYKによる数値も表示されていれば、手持ちの見本帳などで確認がとれるのに、ねえ。もっともそれすら持ってない人をターゲットにしている気配なので、そこまで言うこと自体が無茶かもしれないが。となるとやはりサンプル印刷物が必要な気もするんだが以下ループ。
ループ終了。次に、モニタの利用用途について決めます。プリセットの9種類から決めることができます。
これでセットアップは完了です。ここでセンサーをクレードルにセットして、環境光によるリアルタイム補正を行わせておきます。ただしタスクバーからのセッティングなどによって行わせないことも可能。もしかしたらWin版だけかもしれませんが、USBからセンサーを抜いても正常にキャリブレーションされているようです。たぶん。
タスクバーの「hueyプレフェエンス」(明らかにプリファレンスの間違いだろう)を選ぶことにより、センサーとカラーの設定については変更することが可能です。
利用状況によってカラー設定を変えたい場合は、こちらで行うことも可能ですが別に変えなくても良いような気も。
まあ、値段のわりにはそこそこしっかりしてます。もうちょっと細かいカラープリセットがあれば文句はないけど、1万そこそこの値段で文句行っても仕方ない気もします。
それよりも、こっちのほうがもっと引っかかります。
( ゚д゚)
(゚д゚ )
( ゚д゚ )
またβ版かよ!
もっとも、インストーラの名称が「GretagMacbeth_huey1_0_3_Installer(RC8).exe」ということで、どっちにしろRCでしかも8。それはつまり、間に合わなかったんかと。まあセットアップツールはアップデート時にはダウンロードできるようなので文句は言わないけど。その際にプリセットなり機能拡充がされていれば幸せかも。
もともと安いモニタを使っているうえ、いままでも『Adobe Ganma』にて自分の感覚+プロセスカラーベースで補正をかましていたこともあって、実はそれほど大幅に変わったわけでもなかったりします。もともと赤みを強めに設定してたので、そのへんが緩和されたくらいしか感覚的にはないかも。
まあ、それでも手軽に買える金額でかつ操作も簡単なことから、確実なモニタキャリブレーションをしたいけど高いのはどうも……という方は買ってみてもいいかも。それすらも惜しい人には「あっそう」ということになるけど。
コメント
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2006/04/25 20:19 by 編集